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アーティスト・トーベの創作の世界
画家を目指していたトーベは、若い時から雑誌の挿絵でその才能を発揮しました。第二次世界大戦後の復興期には、市庁舎や病院、保育園など、公共施設の壁画も数多く手がけました。
戦争中の辛い日々からの救いの場として書き始められ、1945年から1970年までに刊行された「ムーミン」小説は全9冊。ストーリーも挿絵もトーベによるものです。ムーミンは新聞連載マンガや絵本にもなり、世界的な人気を博しました。50代以降には大人向けの小説も多数、執筆しています。

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ムーミンと仲間たちが大集合!
「ムーミン」小説はもちろん、コミックス、絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』、キャラクターのスケッチなどが大集合!公共施設の壁画のために描かれたスケッチも紹介します。
ムーミンや仲間たちが描かれた250点以上の作品では、さまざまな表情のキャラクターたちと出会うことができます!

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「ムーミン」の世界を
体感できるような演出
「ムーミン」小説の挿絵や、日本ではあまり知られていない壁画が映像に!
ムーミンたちも登場する保育園のために描かれた壁画「フェアリーテイル・パノラマ」は、2面あわせて幅約7メートルの原寸大映像で紹介します。
さらに、「ムーミン」小説の印象的な挿絵の映像演出も予定しています。会場でムーミンたちの世界を体感することができます!

※東京会場での演出イメージ図。内容は変更となる場合があります。


ヘルシンキ市立美術館(HAM)とは

Photo © HAM / Maija Toivanen
フィンランドのみならず北欧諸国で最も重要な美術館の一つであるヘルシンキ市立美術館(Helsinki Art Museum)は、モダニズムと現代アートを中心に、ヘルシンキ市のパブリック・アートを含む11,000点以上の作品を収蔵・管理しています。また、現代アートの祭典であるヘルシンキ・ビエンナーレの企画・運営も行っています。
2026年には新しくトーベ・ヤンソン・ギャラリーをオープンさせ、ヘルシンキに生まれ育ち、国際的に高い評価を得ているトーベの芸術とキャリアに新たな視点を提供します。
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